芦北地方に伝わる漁師飯「えび飯」
熊本県芦北町に伝わる漁師飯「えび飯」をご存知ですか? 芦北町には、不知火海のシンボル海の貴婦人と呼ばれる「うたせ船」があります。明治の頃から芦北町に伝わる伝統漁法で、流れ船とも呼ばれています。 自然の力を利用し、海底に降ろした底引き網を、海風にまかせて帆船で引いていく「うたせ網漁」 採れるのは、主にアシアカエビ、カニ、シャコ等。中でも芦北町の名産は「アシアカエビ」なんです! 少しの風でも影響を受ける中、オンラインツアーたびくる初!「うたせ船」を実際に出航しました! 芦北名産「アシアカエビ」は、クルマエビに勝るとも劣らない味の良いエビですが、漁師の高齢化に伴い、約30隻あった「うたせ船」は、現在9隻になりました。漁獲量も減ったことにより、地元で「アシアカエビ」を食べる機会も減っていきました。 この漁師飯「えび飯」を後生まで残そうと、自宅でも簡単に食べれられるように「えび飯の素」を開発した、大正12年から続く「磯見海産」の4代目の洋一さんと一緒に「えび飯」の話と焼きえびの剥き方を洋一さんから教えて頂きました! 参加者の皆さんと一緒に「えび飯」いただきました!なんと言っても、この「えび飯」は焼きえびを使っているため、とても香りが良く、冷えても、とっても美味しいのです!参加者の皆さんの笑顔がいっぱい!この上に乗っている大きな「エビ」は、オンラインツアー用のスペシャル版! 一つ一つ手作業で愛情を込めて作られる「えび飯」皆様も是非、一度食べて見て下さいね。 うたせ船の港のすぐ横に、「アシアカエビ」の直売食堂その名も「えび庵」があります。 芦北のおいしいえびの”ひやがり”食べなっせ! ”ひやがり”というのは、熊本県南部の方言で「昼食」という意味です。 「芦北の漁師めし」をコンセプトに、えびに拘った料理を提供しています。 こちら、えび庵名物の天丼!洋一さん実食です! とっても大きなエビ!参加者の方からも、食べたーい!との歓声が沸きました!! 水俣芦北サステイナブルツアーズ!vol2は、環境先進地して取り組む水俣芦北エリアを多くの方に知ってもらえたツアーとなりました。ご参加の皆様、ありがとうございます。 ▼伝統を受け継ぎ、継承しつづける「うたせ船」遠山さんコメント 出航できるか不安でしたが、当日は出航できて本当に安心しました!帆が上がっているところは風の影響でご覧頂けなかったですが、是非「うたせ船」に実際に乗りに来て下さいね。そして「 えび庵 」でひやがりを楽しんで頂けると嬉しいです。ご参加の皆様、ありがとうございました! ▼小さい頃から受け継いだえび飯! 磯見海産 4代目磯見洋一さんコメント 初めてのオンラインツアー体験でした!普段、聞くことができない「えび飯」の感想を直接聞くことが出来て、とても嬉しかったです!これは、オンラインならではの経験で、とても貴重でした!当たり前にある美しい海に感謝をし、環境を守っていく取り組みを更に頑張ります。これからも美味しい食を提供して頂けるよう、精進したいと思います。ご参加の皆様、関係者の皆様、本当に素敵なツアーありがとうございました!またお会いしましょう! ▼たびくる顔馴染み?!水俣芦北雇用創造協議会の林田勇さんコメント オンラインツアーたびくるを通して、皆さんに水俣芦北地域の取り組みや、様々な生産者の方をご紹介できることが出来て、とても嬉しく感じています!実は、僕は「えびアレルギー」なので、食べることが出来ないのですが、あまりにも皆さんが美味しい!と言ってくれるので、ちょっと羨ましく思いました。次回、2月27日水俣芦北サステイナブルツアーズ!vol3もお楽しみに!またアルコールで声の調子整えておこうと思います笑。 ▼グルメ大好き!たびくるコーディネーター山口玲香さんコメント うたせ船という伝統漁法を守っていく大切さ、環境を守る取り組みを継続する大切さをとても感じるツアーでした。毎日食べたいくらい濃厚な海老の風味や旨味を感じられるエビ飯も最高!自然の恵みと、サスティナブルな取組をしている水俣芦北を益々応援したくなりました。2月開催予定のVo.3も楽しみです! \こちらの動画もチェックしてね/ オンラインツアー「 たびくる 」とは? 「旅」の持つ力をオンラインと人の力で再構築し、場所は離れていても同じ時間を共有 することで、これまでとは違う新たな発見や地域の人とのつながりを深めることに繋ぎ、オンラインの枠を超え、よりリアルな「経験」を提供しております。「いつでも、誰でも、どこからでも」参加できる新しい旅の形として、旅行したくても出来ない人、遠くて行くことが出来ない人など、これまでの旅と違った新しい旅のスタイル、新しい旅の楽しみを目指しております。 当サイトのテキスト・画像・動画の無断転載・複製を固く禁じます。 *Unauthorized copying prohibited. 2021年1月の掲載内容となります。 ©TABIKURU